漫画家宮下あきらってどんな人物?

男性で漫画を読むことが好きな人なら、宮下あきらという漫画家の名前を一度は耳にしたことがあるはずです。
彼を代表する作品はどれも男性からの評判が良く、細かな舞台設定や躍動感溢れる絵柄が今でも多くのファンから支持されています。
日本でも有名な漫画家であり、作品がアニメ化され人気バラエティー番組で漫画好きなタレントに紹介されたことがあるなど話題性にも長けています。

宮下あきらの簡単な経歴

漫画家宮下あきらは1957年に東京都内で生まれ、小学生のころには漫画作品に影響を受けていました。
ある時代劇漫画を大きな影響と感銘を受け、そのころから自分でも漫画を描き始めるようになりました。
しかし他の漫画家が幼少のころから漫画の創作を続けるのとは違い、高校時代は海外のミュージシャンに憧れ音楽にのめり込みます。
高校卒業後はバンドマンとして活動しますが、音楽では厳しいだろうと現実を考えるようになります。
そこで彼は幼少期憧れていた漫画家の存在を思い出し、本格的に志す決意を固めるのです。
漫画家としてデビューするため出版社に持ち込みを続けていたところ、ある漫画家を紹介されると同時にアシスタントとして新たなスタートを果たすのでした。
1978年の新人漫画賞で佳作を生み出し、その年末にある漫画雑誌の増刊号で作品が掲載されデビューを果たします。

トラブルを乗り越えてヒット作品を生み出す

宮下あきらの作品と言えば力強い絵柄が特徴ですが、主な読者層は男性です。
現在では女性の漫画ファンも多いですが、代表作品は今でも多くの男性ファンが支持している大ヒット作品となりました。
しかし道のりは平坦ではなく、ヒット作品を生み出す前に1つトラブルが起こります。
デビューを果たした次の年、自らが師事する漫画家の師匠から紹介されたことで有名大手少年誌で連載がスタートします。
漫画家としては素晴らしいスタートでしたが、彼のアシスタントが無断で実在する高校の名前を作中で使用してしまったのです。
教育委員会から厳しい講義を受けた結果、宮下の監督不届きとして処理されてしまうのでした。
当該作品は打ち切りとなりましたが、彼は後に誰もが知るヒット作品を生み出すのです。

冬の時代を乗り越えてヒット作品の連載がスタート

作品の打ち切り後も作品の連載を続けていましたが、漫画家としてあまり大きな結果を出せずにいました。
しかし1985年になると彼にとって代表作となる不良少年を題材とした漫画を発表し、大ヒットするのです。
連載期間は6年で単行本は34巻発行しましたが、今の時代でも話題になることが多々あります。
漫画好きは一般人だけではなくテレビタレントにも多いですが、あるお笑い芸人が人気番組の中で宮下あきらの作品を紹介したのです
オールドファンにとっては嬉しいことであり、年齢が若い新規のファンを獲得するきっかけとなりました。
不良漫画でありながら細かな舞台設定が設けられており、登場人物たちの友情や努力が見てとれます。

宮下あきらの人物像

漫画家はテレビタレントではないため、何かのイベントやインタビューで顔を出す機会はありますがメディアへの露出はありません。
人物像を掴み難い職業ではありますが、宮下あきらの人柄についてはエピソードが多いです。
上記でも触れていますが、漫画家となる前は自ら音楽活動をしていました。
ある海外ミュージシャンのファンであり、そのミュージシャンを自らの作品に度々登場させているほどです。
漫画にも彼の人となりが出ていますが、男性ファンが多いようにハードボイルドの作品も多いです。
実は宮下の父は警視庁の刑事であり、ハードボイルドな作品を描くことになったと本人も述べています。
漫画に対する情熱や姿勢のみならず、自然と人を惹き付ける要素を持っている不思議な人物です。

宮下あきらの作品の特徴

とにかく男性向けの力強さが目立つ作品が多いですが、実はコミカルな要素が含まれる作品もあります。
コミカルな作品について宮下はインタビューの際、硬派な男のかっこよさだけではなく馬鹿さ加減も表現したいと述べています。
しかし圧倒的に多いのは不良や極道が活躍する激しい作品で、男性ファンにとってはある意味王道なストーリーが評価につながったのでしょう。
また漫画の製作過程ではネームを描きますが、宮下はネームを描かずに下書きに入ります。
本人曰くアドリブとのことで、アドリブ的な面白さがあった方が良いと発言しています。
あれだけ力強く躍動感溢れる作品をアドリブ的な感覚で仕上げる技術、細かな舞台設定を元に繰り広げられる熱い展開が彼の作品が支持される理由です。

漫画をよく読む男性ファンであれば宮下あきらの名を知らぬ者などいませんが、最近ではネットの普及もあり女性ファンにも浸透しています。
作品にかける情熱の他に漫画家として少し変わった姿や人柄もあり、多くのファンが今やベテランと化した彼の今後に注目し続けているのです。

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