野球漫画で有名なこせきこうじってどんな人?

日本には多くの漫画作品がありそれだけ多くの漫画家が存在しますが、中でもこせきこうじは人気の高い漫画家です。
取り扱うテーマも数が多く、野球などのスポーツを漫画で扱うこともあれば日本社会に言及する内容もあります
他の漫画家にはない少し変わったエピソードの持ち主でもあり、知れば知るほどその魅力に惹かれるでしょう。

こせきこうじが漫画家になったきっかけと若い頃

漫画家が何故漫画家という職業を選ぶか、多くの場合漫画が元々好きだったからなどが理由として挙げられるでしょう。
こせきこうじも例から漏れず、彼が最初に衝撃を受けた作品と出会ったのは幼稚園のころです。
小学生に成長した彼は変らず漫画を読み続け、日本人であればその名は知らないほどの偉大な漫画家の影響を大いに受けたのです。
本格的に自分自身で漫画を描くようになったのは高校生に入ってからで、ジャンルにこだわらずギャグやSFなど様々な作品を描いていたようです。
彼の才能はこの頃には既に片鱗を見せており、応募した大手漫画雑誌の新人賞にていきなり最終選考まで残ったのです。
これをきっかけに漫画を描いては出版社に持ち込むようになり、19歳のころ手塚賞の準入選に選ばれるに至りました。
あの日本漫画界の大御所である手塚治虫にも、マイナーであることを指摘されながらも評価されたのでした。
受賞をきっかけに連載誌デビューを果たし、紆余曲折を経て現在に至ります。

読者の反応はどうだったのか?

大手漫画雑誌は長い歴史を誇り、現在でも発行部数の落ち込みなどが嘆かれていますが、やはり多くの書店やコンビニで見かけます。
昔は今以上に漫画雑誌の黄金期と言われる激しい時代でしたが、派手な作品がプッシュされていました。
こせきこうじの漫画作品は正直派手と呼べるものではありませんでした。
しかし、作品そのものの評価は新人ながらそこそこ良かったようです。
実はデビュー当時の作品はたった10回で打ち切りとなったのですが、少年漫画としてわかりやすい展開であることが評価につながったとのことです。
作品は一度終了した後再開を果たし、長期連載されるに至りました。
漫画が大好きだった少年が大人となって必死に漫画を描き続ける、その姿勢が評価されてヒット作品となったと言われています。

路上で色紙を販売した経験もある

漫画家と言っても、すべてが成功者ではありません。
雑誌に連載を持つなどしてヒット作品を描き続けなければ、生計を立てるのは難しいでしょう。
若手の漫画家やアシスタントでも売れるまでアルバイトをする人はいますが、こせきこうじの場合は少し変わっています。
2008年のことですが、なんと彼は真夏の暑い都内の街中で自ら色紙を路上で販売していたのです。
あくまで金銭的な事情ではありませんが、その場には奥さんもいたため、漫画好きの間では当時話題となりました。
次の作品を描くために街の声を直接聞いてみたかったことが理由で、多くの人と直接会話がしたかったと本人が説明しています。
お金に困っていない漫画家がこのようなことをすることは多くないため、彼の作品や読者に対する姿勢が伺えます。
読者から作品の感想を聞かせてもらえることはファンレターでありますが、直接声を聞く機会が彼にとってプラスに働いたようです。
何故このような行動に出たかと言うと、知り合いのパフォーマーに刺激を受けたことがきっかけです。
漫画家は外に出て活発的に動くイメージはあまりありませんが、作者本人が行動的に行動的なイメージがあることは読者としては好感が持てます。

作中キャラクターには悪人が多い?

漫画の主人公やヒロインたちが善い行いをする正義のヒーローであれば、反対に位置する悪役も必要な存在です。
こせきこうじの作品にも言えることですが、彼の作品には人間を1つのテーマとしているものがあります。
人間の綺麗な部分だけではなく悪い部分にも敢えて触れ、弱い部分などのマイナスなイメージがある要素を表現しているのです。
読者にも様々な人間がいますが、人間の深い部分に隠れている心理を表現する技法は今でも評価されているのです。
彼自身も悪人に興味があると過去のインタビューで発言しており、悪人には悪人なりの事情があると考えているようです。
たとえば戦争ですが、多くの人が巻き込まれて死んでしまう大きな争いは間違いなく悪です。
しかし人間は生まれたときから争いを繰り返している、つまり悪人は常に世の中に存在すると彼は考えています。
これからの時代、日本は無関係でも戦争が起こる可能性は十分にあります。
戦争があることは悪人が出ること、悪でも何かが必要で争いが続いてしまうのではないかと問いかけています。
難しいように聞こえますが、作品を通してこせきこうじが何を伝えたいのかを考えると面白いでしょう。

日本にはたくさんの漫画家がいますが、こせきこうじのように作品に深いテーマを持たせて描くクリエイターは少なくなりつつあります。
読者の声を直接聞くために路上に出向くなど行動的な一面もあり、多くの漫画ファンを楽しませている彼に今後も注目です。

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